
人生も旅も、時にはふと立ち止まって、ゆっくり見つめ直してみたくなりませんか?
「朔日(ついたち)には、神社に参りたくなる⛩️」
そんな気持ちになった朝、お得な「青空フリーパス」を使って、のんびり電車に揺られながら伊勢神宮へ。
出発は遅めになってしまいましたが、心が整う癒やしの旅になりました。
今回は、気持ちがすーっと落ち着くような伊勢神宮の旅をご紹介します。
次の休日、「青空フリーパス」でのんびりお出かけしてみたくなる、そんなきっかけになればうれしいです。
月のはじめ、ふと思い立って伊勢神宮へ
毎月1日(朔日)に神社に参拝する「朔日(ついたち)参り」は、昔からある日本の風習。無事に過ごせた1ヶ月に感謝し、新しい月の幸運や安全を祈念します
最近ちょっと悩みごとが続いていて、気持ちが沈みがちだった私は、「そうだ、伊勢神宮へ行ってみよう!!」と思い立ちました。
ちょうど1日が日曜日だったこともあり、お得な「青空フリーパス」を使ってのんびり日帰り旅へ。
時間に追われることのない小さな旅は、心を軽くしてくれる、癒やしのひとときになりました。
お得なきっぷ「青空フリーパス」で、気軽に日帰り旅

名古屋を拠点に、気軽な日帰り電車旅を楽しみたい!そんな時にぴったりな「青空フリーパス」。
お財布にもやさしく、区間内なら乗り降り自由なところも魅力のひとつです。
朝早く出発して、ちょっぴり遠くまで足をのばしたり、気になっていた駅で途中下車してみたり。ゆったり電車旅を楽しむには、ぴったりのきっぷです。
次は、「青空フリーパス」ってどんなきっぷ?という方のために、特徴や使い方をご紹介します。
青空フリーパスってどんなきっぷ?
☆青空フリーパス フリー区間
「青空フリーパス」は、JR東海が発行しているフリー区間内の快速・普通列車の普通車自由席に、1日乗り降り自由で使えるお得なきっぷです。
発売期間は通年、利用できるのは土曜・休日及び年末年始。今回の伊勢神宮の旅は日曜日だったため、「青空フリーパス」を活用することができました。
伊勢神宮の日帰り旅ももちろん素敵ですが、フリー区間内には他にも魅力的な駅や街がたくさんあります。
のんびり自分のペースで電車に揺られながら、自分の気持ちにそっと寄り添うような小さな旅に出かけてみるのもおすすめです。
では、そんなお得なきっぷ「青空フリーパス」はどこで買えるのでしょうか?
どこで買える?価格や購入方法をまとめてみた

今回私は、JRの券売機で購入しました。
「青空フリーパス」は、JR東海エリアの主な駅にあるみどりの窓口や券売機で購入することができます。
はじめてだと「券売機でちゃんと操作できるかな?」とちょっと不安になりませんか?
実は私も購入できるかちょっと不安でしたが、画面のメニューから「オトクなきっぷ」を選んでいけば思ったよりも簡単でした。
この「青空フリーパス」は当日でも購入可能なので、「今日どこかに行きたいな〜!」と思った朝にもぴったりです。
料金は大人2,620円(2025年6月現在)。紙のきっぷとして発券されるので、旅の記念にも◎!
私はこれから「旅ノート」に書いていこうと思っているので、きっぷを手元に残せるのがちょっとうれしかったです。
青空フリーパスで出発!いざ伊勢神宮へ
快速みえ3号に乗って、名古屋を9時37分に出発。車窓にはのどかな田園風景が流れていきます。
今回は少し遅めの出発でしたが、そんなゆったりとした旅の始まりも心地よく、リラックスした気分に。
日曜日ということもあって、車内は混雑気味で座れない方もいらっしゃいました。
快速みえは山あいを走る場面もあるため、思ったより揺れると感じるかも。乗り物酔いしやすい方は進行方向の席に座ることおすすめします。
伊勢市駅に到着したのは、11時7分。電車を降りるころには、ゆったりとした気持ちになっていました。
そのまま外宮へ向かいます。
伊勢市駅から歩いてすぐの外宮へ

いつもは車で伊勢神宮に訪れていたので、伊勢市駅に降り立つのははじめてのこと。
JR伊勢市駅内に「伊勢市駅観光案内」があります。まずは、案内所によっておすすめの観光スポットを聞いてみるのもおすすめ。
伊勢市駅から外宮まで、歩いて5分ほどの道のり。飲食店やお土産屋さんが並んでおり、旅気分がふわっと高まります。

私が訪れた時間は、多くの方が内宮へ移動された後だったのか、駅前から外宮までの道も落ち着いた雰囲気でした。

鳥居をくぐると、街の気配がすっと遠のき、空気が静寂に変わった気がします。
幸いにも境内は混雑がなく、その清らかな空気が心地よく、心がふっと軽くなるのを感じました。

ひとつ呼吸をすると、住んだ空気が体にしみわたっていきます。
参拝のあと、御朱印もいただきました。
そのひとときは、静かにやさしく、心が整っていくような時間でした。
内宮の自然とスピリチャルな空気に心がととのう!

外宮をあとにして、バスで内宮へ。
五十鈴川にかかる宇治橋を渡ると、空気がふと変わるのを感じます。
大きな杉の木々に囲まれた参道は、歩くだけで心が整っていくようでした。
木からパワーをもらいたくて、大きな木に触れてみると、静かで力強いやさしさが伝わってくるようでした。
内宮は多くの参拝者でにぎわっていましたが、それでも不思議と保たれる神聖な空気感。

手を合わせる時間は、日常からそっと離れ自分と向き合うための貴重な時間でした。
少しだけ座って風を感じたり、景色を眺めたり。
「大丈夫、またがんばれるよ!」と、背中をそっと押してもらえたような、そんな気持ちに包まれました。
参拝のあとには御朱印もいただき、今日の良き日の静かな満足感をより一層深めてくれました。
おかげ横丁で味わうできたて赤福ともちもちお団子

内宮の参拝を終えて、「おかげ横丁」へ。
昔ながらの町並みが続くこの通りは、歩いているだけでもどこかホッとします。
お店からただよう香ばしい香りや、楽しそうな笑い声。旅の楽しさがじんわり広がっていくようです。
今回は鳥居を出てすぐにある「できたての赤福」と炭火で焼かれたみたらし団子をいただきました。

できたての赤福は、やわらかいお餅と上品な甘さのこしあんが重なって、口の中でとろけていきます。
ほろ苦い抹茶と一緒にいただけば、心が落ち着くような、ホッとする幸せな時間に。


次に立ち寄ったのは、伊勢神宮を訪れるといつも楽しみにしているお団子屋さん。まずはひとついただきます。
もちもちのお団子にほんのりついた焦げ目が香ばしくて、思わず笑顔に。おいしさのあまり、5個入りをお土産に買ってしまいました。
その土地のおいしいものに出会えるのも、旅の楽しみ。心和む甘さや香りが、旅の想い出を豊かに彩ってくれました!
日帰りでも癒やされた!毎月行きたくなる伊勢神宮の魅力

今回は、「青空フリーパス」で巡る伊勢神宮への日帰り旅をご紹介しました。
思い立ったら吉日。自由に乗り降りできるフリーパスを使って、気軽にのんびりと旅の時間を楽しんでみるのもいいものです。
今度は、もう少し足を伸ばして、「二見浦」まで参拝に行ってみたいな、と思っています。他にも気になる駅がいくつもあるので、次はどこへ行こうかとゆったりと計画を立てながら。
これからも、心安らぐやさしい旅や、ちょっとお得に楽しめる電車旅を、ゆったりとお届けしていきます。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。